ジスロマックを服用してアレルギー反応が出てしまった時には

2020年04月16日
病原体

ジスロマックの副作用は、全体的な統計でもそれほど強く表れるわけではありません。副作用の大半は消化器系に現れる軽度なものに限定されていることが多く、全体ではわずか6%から7%程度の患者にしか表れないこともわかっています。内訳としては、下痢や嘔吐が最も多い副作用として報告されています。ジスロマックは、抗生物質で抗菌作用があるため腸内に存在している細菌のバランスを崩してしまう懸念があります。この影響で、下痢や嘔吐が発生しやすくなります。

一方で、アレルギー反応などの重大な副作用が生じる可能性はほぼ0%です。確率的には1%未満であり、ごく一部の患者に対してのみ注意が必要な副作用です。もちろん、万が一の事態に備えて警戒をしておく必要性はありますが、実際にそういった症状になったときには病院で診断を受けて治療を受ける必要があります。特に、自宅で服用したときに生じたときには緊急搬送などの素早い対策が重要です。

例えば、ジスロマックによるアレルギー反応としてはアナフィラキシーショックが挙げられます。アレルギー反応の典型的な症状ですが、発症すると皮膚が赤くなったり蕁麻疹が出てきたりするため、一般的な副作用と比較しても症状が重くなるケースがあります。酷くなると、息切れや咳がでるため自力で病院にたどり着くのが難しくなります。ですから、該当する症状になった場合にはすぐに救急車などを呼んで病院に連れて行ってもらうことが大切です。

また、中毒性の高い症状としてはスティーブンス・ジョンソン症候群があります。これは、特に抗生物質の服用で生じやすい副作用だと考えられています。アナフィラキシーショックに近い症状に加えて、水ぶくれのような症状も確認できます。さらに、発熱を伴うようになりますので通常の副作用とはレベルの違う悪影響が人体に現れます。

さらに、薬剤性過敏症症候群も存在します。これは、薬そのものに対するアレルギー反応であるため症状が重症化しやすいのが特徴です。高熱を伴うのはスティーブンス・ジョンソン症候群と同じですが、肝臓や腎臓といった各種の内臓に大きなトラブルを生じさせるリスクもあります。異常性を確認できたときは、必ず病院に行かなくてはいけません。

ジスロマックのアレルギー反応は、患者本人だけでは対処ができないものがほとんどです。最善の治療を行うためにも、違和感があった段階ですぐに病院に相談しなくてはいけません。